何を入れる? どこに置く? 物置を選ぶ時に気をつけたい4つのポイント
車のタイヤやアウトドアグッズ、スキー板やサーフボード、工具や園芸グッズなど、大型の家財や季節物を収納する物置。でも、物置はいったん設置したら、そう簡単に買い替えたり移動したりできるものではありません。「開かずの物置」にならないよう、購入・設置は間違いのないようにしたいもの。物置の選び方と設置の際のポイントをご紹介します!
1. どんなものを収納する?
物置に何を収納するのか、まずはリストアップしてみましょう。いま何を収納したいのか、ということはもちろん、将来的にどんなものが増えていくのかを意識しておくことが大切です。いまはこれで十分、と思ってもすぐに容量オーバーになってしまいがちですから、最初から少し大きめのものを選んでおいたほうがいいでしょう。
また、物置に収納するのは全体の容量の8割程度までにとどめる、ということも覚えておきましょう。容量いっぱいに入れてしまうと、出し入れがしにくいだけでなく、どこに何があるのかわからなくなり、何年も開けずに放置、なんていうことにもなりかねません。
大事なバイクや自転車とともに、お手入れ用品・ヘルメットなどが収納できるスペースが魅力的な「メタルシェッドTM1」。標準で吊戸棚が付いてくるので、泥ハネから守ってくれる収納スペースが嬉しいですね。
自分だけの小部屋が手に入るのが「おしゃれな物置フレンチシェッド」。中に棚を入れて、ライトをつけて内装をアレンジして隠れ家的に利用をするのも可能です。物置の中に入れるものは隠したいけれど、物置はもう隠さない!
2. どこに置く?
物置を設置するには、日常的に使いやすい場所や現実的に置けるスペースが確保できるところを選びます。加えて、いろいろな物をしまっておくため、湿気の少ない、風通しの良い場所が理想的です。
車庫の奥や家の裏といった場所であれば、サイズや使い勝手を重視した選び方を、玄関の脇など比較的目に付きやすいところに設置する場合は、デザイン性や見た目に圧迫感を与えない小型のものを選ぶほうが良いでしょう。
お庭の一角に大型の物置を設置するなら、明るい色合いがベスト。隣接するご近所さんの壁で暗くジメッとなりがちな場所が明るい場所に変身しました。綺麗な若草色が自慢のユーロ物置2322F1
駐車スペースに設置したのはシルバー色のユーロシェッド1508K1。車の洗車用品や重いスタッドレスタイヤを収納するには近い場所が便利。土間や目隠し壁にシルバーが馴染んでいます。
3. 物置の形は?(開口部とサイズ)
出し入れをすることを考えると、開口部は大きいほうが使いやすいのはいうまでもありません。おすすめは、開口部が大きい2枚扉のタイプ。1枚扉では引っかかってしまって出しにくいような物も、間口が大きい分取り出し安いという使い勝手のよさが人気です。
扉は、設置位置に合わせて左開きか右開きかもしっかり確認しておきましょう。取っ手の持ちやすさはもちろんですが、天地が長いものを選ぶと大人から子どもまで使いやすく、両手がふさがっている場合でも開け閉めしやすいなどの利点があります。
前扉が開く場所も考えてスペースを選びます。導線も忘れずに。ユーロ物置シリーズは1枚扉と2枚扉がありますが、お手頃価格なのでスペースが許せば2枚扉タイプを選びたい。
上にウィング状に開いて取り出しやすいのが特徴の「英国製物置TM3」は低床仕様なので、自転車倉庫として大人気。前扉が飛び出るスペース不要のため、意外と省スペース!
4. 耐久性にも注意!
物置は常に日光や雨風にさらされています。サビが付きにくいかどうか、断熱性、断湿性、耐久性などの機能面も重視したいものです。
他にも、雪の多い地域に住んでいる場合は積雪地用の物置、温度変化に弱いものを収納する場合にはより断熱性に特化した物置など、住んでいる地域や用途によって必要な耐久性は変わってきますので、お近くの工務店様に確認されるとより良いでしょう。
メタルシェッドシリーズは錆びに強く、家の外壁にもよく使われるガルバリウムで作られています。毎日使う自転車やベビーカー収納に最適。ロードバイクの展示会では、サイクリストたちからも熱い支持を貰っています。
お庭に馴染む物置小屋「フレンチシェッド グラン」はPVC樹脂製。金属製ではないので外気温を内部に伝えにくく、暑さ寒さによる耐性もあります。メンテナンスフリーで、汚れたらカンタン水洗いOK。

物置を設置するときには、何を収納するのか、どういった使い方をしていきたいかなど、具体的なイメージを持つことが大切です。使い勝手の良さはもちろんのこと、最近ではおしゃれなデザインのものも増えているので、ライフスタイルに合った物置を見つけたいですね。
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