屋外家具の素材として、木やプラスチックの他に金属があります。
金属製の屋外家具は、高級感やスタイリッシュさがあって魅力的ですよね。
しかし、屋外家具として導入する場合、金属特有の特徴やメンテナンス方法に気をつける必要があります。
そこで今回は、金属製屋外家具の特徴とメンテナンス方法を紹介します。
□金属製屋外家具の特徴とは
金属製屋外家具の長所は、傷がつきにくく、耐熱性に優れている点です。
そのため、他の素材に比べて変形したり、壊れたりしにくいです。
一方短所は、雨に濡れると錆びてしまうことと重量が大きいことでしょう。
街中にある金属製の像が錆びている様子と同じように、金属製の屋外家具も雨によって錆びてしまいます。
また、風に吹き飛ばされないほど重量が大きいので、移動が大変でしょう。
他にも、金属の種類によって特徴が異なります。
屋外家具の素材としてよく使われる金属は鉄、ステンレスやアルミです。
以下、それぞれの特徴を紹介します。
*鉄製とは
鉄は単体では脆いので、炭素と合わせて合金にした鋼がよく使われます。
鋼は他の物質を混ぜることで、錆びにくくなったり、硬くなったりといった特徴が生まれます。
このように、鉄製家具は加工がしやすいので頑丈なものが多いです。
*ステンレス製とは
ステンレスは、鉄とクロムを合わせてできる合金です。
鉄単体ではすぐに錆びても、クロムが混ざっていることで、表面に錆を防ぐ薄い膜を作るので錆びにくいです。
そのため、ステンレス製家具は汚れにくいという特徴があります。
*アルミ製とは
アルミは1円玉やアルミ缶に使われる金属です。
金属の中では軽い、加工しやすい、熱に強くて錆びにくいといった特徴があります。
そのため、アルミ製家具は他の金属製家具よりも軽いものが多いので、移動が楽です。
□メンテナンス方法について
金属製屋外家具はどのようにメンテナンスすればいいのでしょうか。
金属製の家具は丈夫なので、手入れは頻繁に行う必要はありません。
家具に汚れがついていたら、中性洗剤を混ぜた水と柔らかいスポンジで洗いましょう。
汚れを水のみで落とすと、錆びに繋がるので気をつけましょう。
他にも、家具に錆びを発見した場合は、クエン酸を使うと落とせます。
身近なものの中で、クエン酸が含まれている飲み物にコーラがあるので、コーラを錆びに吹き付けるといいでしょう。
また、錆びが酷い場合はやすりで削るしか方法はありません。
削った後はカーワックスを塗って錆びを防ぎましょう。
□まとめ
今回は、金属製屋外家具の特徴とメンテナンス方法を紹介しました。
金属の長所は、傷がつきにくく、耐熱性に優れていることです。
一方短所は、水によって錆びることと重たいことです。
メンテナンスをする時は、金属の短所である水をそのまま使わないようにしましょう。
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