来客にとって真っ先に目に入るのが玄関と庭先ですね。人気のシンプルモダンな北欧風のエクステリアやインテリアにしてみても、それに合ったストレージを見つけるのはなかなか難しいのが現状です。仕方なくスチール製の物置を設置してせっかくの家のデザインへのこだわりをも台無しにしてしまうケースも多いことでしょう。さらにこれが家の第一印象となってしまうのは避けたいものですね。そこで、北欧テイストの収納アイテムをご紹介します。DIYに自信のある人は自分で作ってしまうのもおすすめです。
スモールハウス風の木製物置
物置小屋というよりも、北欧の風景になじむ木製の小屋という風情のスモールハウスは、一般住宅と同じ2 x 4工法なのでとても丈夫な構造で、1メートルまでの積雪にも耐えられます。室内は木材のボードを使用しているため木の風合いが感じられ、子どもの隠れ家や大人の趣味の部屋にしたり、自分専用のオフィスにすることもできます。もちろん自転車やバイクなど重量のある装備を収納する物置として利用する際にも、多種多様な色やデザインから選べます。こだわりの北欧風の住宅にプラスアルファのメルヘンチックが加味されて、使えば使うほどに愛着が増してきます。
アンティーク調（レンガ調）
レンガ作りの本格的なアンティークのストレージかと見間違えるほどよくできたデザインです。このレンガの壁や木製ドアに見える部分はFRPという強化繊維樹脂で作られており、軽く、耐久性があります。中は収納庫として、工具などがかけられるフックも装備されており、フラワーハンガーもオプションで付けられるため、ガーデニングを楽しむにはぴったりの物置です。ドアの取っ手部分は真鍮でできており、正統派好みのならひと目で気に入る雰囲気です。北欧風の注文住宅に合わせると、住宅が一層引き立ちますね。まさに美しい街並み作りに貢献できるデザインです。もちろんマンションのベランダに置いてガーデニングを楽しむにもぴったりです。
大人の隠れ家 ログハウス風
憧れのログハウス風の物置は組み立てが大変そうですが、最近ではパネル化されているタイプもあり、組み立てやすくなっています。また、軒先に設ける棚、パーゴラをログハウスに組み合わせてツル性の植物をはわせたり、ファブリックを掛けると直射日光や風除けにもなり、狭い住宅地ではおしゃれな目隠しにもなります。家を建てたときに「テラスを作ればよかった」「自転車を置く場所がなかった」と後悔してる人にも最適です。家に入らないものの収納庫としてだけではなく、カフェスペースとしても利用することができます。物置は大きめサイズを選んでロードバイクや燻製キットを収納して趣味の隠れ家にするという使い方も、大人心に響いてきますね。
家づくりの情報を選び抜いてようやく気に入ったデザインの家を建てたのはいいけれど、物置だけが浮いてしまってはせっかくのこだわりが台無しになります。家の持つムードに合わせた物置をDIYすることで、家全体の雰囲気をグレードアップしてみませんか？
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