雨で劣化する屋外家具|対策するにはどんな素材がいい?

自宅に屋外家具の設置を検討している方もいらっしゃると思います。
自宅の庭やバルコニー、ベランダに屋外家具を置くだけで、雰囲気はガラッと変わり、同じ自宅でも中でくつろぐのとは少し違った楽しみ方ができるようになりますよね。

しかし、屋外家具の購入を検討する際に心配になるのが、外に置くことでせっかく購入した屋外家具が雨風によって徐々に劣化していくことですよね。

そこで今回は、屋外家具を購入するとき、設置するときに知っておくべき対策に関してお話しします。

□素材による違いを理解して購入する

屋外家具は室内で使用する家具とは異なり環境の影響を受けやすいため、使われている素材によって劣化の速度や程度は大きく異なります。
雨や外の環境に対策するためには、どんな素材がどんな影響に強いかを知っておく必要があります。

*木製

木製の屋外家具は公園のベンチのようなカジュアルな雰囲気で、自宅の作りが木製の方や、ウッドデッキに設置する際にはおすすめです。
また、木材は熱に強いため、熱いお皿やコップを乗せても安心です。
しかし、紫外線の影響で日焼けすることがあり、2~3か月程度で色が少しずつ変色していく可能性があります。
また、雨の影響は種類にもよりますが、一般的に2~3年程度で朽ちていってしまいやすいのでその都度交換する必要があります。

*ポリエチレン製

ポリエチレン製は、カジュアルな雰囲気のものが多く、対紫外線UV加工がされているものであれば、日焼けに強く夏の時期に外に置いていても変色することはあまりありません。
また、耐水性が高いので雨の日に濡れてもすぐに乾かすことができ、屋外に置いたままにすること、汚れた場合は水で丸洗いすることも可能です。

*ビニール製

ビニール製はシンプルな雰囲気でどんな所にでも設置することができます。
また、ビニール製はポリエチレン製と同じく耐水性が高く、外に置いておくこと、丸洗いすることが可能です。
一方で、紫外線に弱い素材のため、劣化するとざらざらした手触りに変化してしまう可能性があり、耐熱性も木製やポリエチレン製のように高くはないので、熱いものを乗せる場合は変形、変色に注意が必要です。

*金属製

金属製は、アンティーク、モダンといった雰囲気で高級感を醸し出すことができます。
しかし、金属製は雨風に晒されると錆びが発生するので、手入れをするのが大変でかつ重要になります。
また、紫外線も錆びの原因になるので、雨が降っていなくても屋外に出している時間が長いと錆びてきてしまいます。

 

□手入れや移動のしやすさが大事

屋外家具に使用される一般的な素材を紹介しましたが、基本的にどんな素材も家の外に置いておくことによって何らかの影響があり劣化していきます。

綺麗な状態で、快適に使い続けるためには、丸洗いなどの、手入れがしやすいかどうか、また、雨が降ってきたときなどにすぐに移動できるかという点も大切です。
また、雨への対策として使わない期間は屋外家具にカバーをしておくと劣化を防ぐことができます。

 

□まとめ

今回は野外家具の設置に関する注意点をお話ししました。
皆さんの要望に合わせた屋外家具を購入し、設置して、アウトドア気分を楽しめるスペースにしてください!

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