冬に向けたお部屋のインテリア選び
すっかり日が暮れるのが早くなり、冬の気配が感じられるようになってきました。そろそろお部屋の冬支度を始めませんか? 室内で過ごすことが多い冬だからこそ、ゆったりとくつろげるアイテムを取り入れたいものです。そこで今回は、冬の部屋づくりにおすすめしたいインテリアをご紹介します。
足元からあたたかく
あたたかい空気は高いところに、冷たい空気は低いところに留まります。寒い時期に部屋で快適に過ごすには、足元をあたためると効果的です。適度な暖房に加えて足元をあたためる冬のアイテムを用意しましょう。
例えばリビングルームなら、家族が集まるソファ周りに膝かけサイズのブランケット、ファーやニット素材のクッション、ふわふわもこもことしたスリッパなどを用意しておきます。見た目も肌触りもあたたかなアイテムがあれば、足元を冷やすことなく快適に過ごせそうです。
人間と同様に、リビングルームの植物も冬支度に向かっています。そこで、陶器の植木鉢を厚手のファブリックを使ったプランターに変えて、冬仕様にしてみてはいかがでしょうか。部屋の雰囲気だけでなく、心まであたたかくなりそうです。
憧れの暖炉を冬のインテリアに
誰もが一度は、暖炉のある部屋に憧れたことがあるのではないでしょうか。しかし、実際に暖炉を使っている方は少ないようです。暖炉そのものが高価だということもありますが、排気用の煙突やマントルピースの設置が必要で、定期的に煤(すす)を掃除しなければならないことがネックとなっているのでしょう。
最近、そうした煩わしいメンテナンスが不要な観賞用の暖炉が登場しました。ドイツRadius社製の「ユニフレーム」です。この暖炉は、煙突もマントルピースも必要ありません。設置場所が固定される通常の暖炉とは違い、自由に移動できるので、屋内でも屋外でも炎の揺らめきを楽しめます。燃料はエタノールで、燃焼時には水と二酸化炭素しか発生しません。煤も煙も出ないため、メンテナンスは冷えてから拭き掃除をするだけと非常にお手軽です。これまで暖炉をあきらめていた方も、ユニフレームなら現実的なものとして検討できるのではないでしょうか。
炎の不規則な揺らめきには、人ひきつける「1/f揺らぎ」の効果があるといわれています。憧れの暖炉を、冬のインテリアに取り入れてみてはいかがでしょうか。
実用品だからこそデザインにこだわりたい
冬の時期に家を訪れるお客様の装いは、コートやストールで重装備になりがちです。お預かりしたコートを掛けておくハンガーやフックは、実用一辺倒のものだと生活感が見え隠れしてしまいます。実用品だからこそ、デザインの優れたものを選ぶことをおすすめします。
例えばコートフックには、ロンドンやパリ、ニューヨークなどの街並みをかたどった影絵作品のようなデザインのものがあります。シンプルでありながらおしゃれなコートフックは、お客様の印象に残ること間違いありません。
心も体もあたたかくなるインテリアを揃えよう
冬に向けてインテリアを揃え、居心地のよい空間をつくりましょう。今のうちからじっくりとアイテムを選んで用意しておけば、心も体もあたたかな冬を過ごせるはずです。
コメント