もう隠さなくて大丈夫!おしゃれでスマートな外置きゴミ箱
毎日の生活のなかで出る1年間のゴミは、日本全国で4,432万トン。25メートルプールで約42万杯にもなるといわれます。
ゴミは回収日まで外置きのゴミ箱に入れておく方が多いと思いますが、ゴミ置き場はできればあまり目立たせたくないものです。人目につきにくい裏庭や勝手口の脇などに、ひっそりと置くケースが多いのではないでしょうか。
しかし、おしゃれなゴミ箱だったらネガティブなイメージを一変させることができます。今回は、おしゃれな外置きゴミ箱の選び方を、デザインや機能、サイズの面から考えてみましょう。
外置きゴミ箱をおしゃれに
面倒なゴミ出しこそ、少しでも楽しくできるようにしたいものです。ここは思い切って、ゴミ箱の地味なイメージを払拭するような、原色やカラフルな色使いのものを選んでみてはいかがでしょうか。海外製のゴミ箱に目を向けてみると、デザインに優れカラーバリエーションが豊富なものがたくさん揃っています。分別用に色違いやサイズ違いを複数並べれば、地味だったゴミ置き場がおしゃれなゴミステーションに大変身です。
外置きゴミ箱に必要な機能は?
日常生活におけるゴミ箱の使用頻度は高く、その機能面は非常に重要です。
外置きのゴミ箱には、耐久性が欠かせません。簡単にひび割れや色あせが起きてしまっては、せっかくのおしゃれなゴミ箱が台なしです。日なたでの使用にも耐える、タフな素材でできていることが望まれます。
また、ゴミ箱は常に清潔を保ちたいものです。におい漏れや虫の侵入を防ぐために、フタにロックやストッパー、ゴムパッキンを備えた密閉性の高いものがおすすめです。
使い勝手の面では、ゴミ袋の出し入れが簡単かどうか、フタの開け閉めがしやすいかどうかについて確認しておきましょう。また、楽に移動できる底面キャスターや、手軽に丸洗いできる水抜き穴の有無も見逃せないチェックポイントです。
外置きゴミ箱のサイズの選び方
いざゴミ箱を購入するとなると、意外に悩むのがサイズ選び。大は小を兼ねるといいますが、必要以上に大きいものは、かえって使いづらいものです。ここでは、家族の人数に合ったゴミ箱のサイズを考えてみましょう。
環境省の平成26年度統計によると、全国の生活系ゴミ排出量は約3,124万トンとのことです。うち家庭排出ゴミは約2,435万トンで、生活系ゴミ全体の約78%を占めます。また、1人1日あたりの生活系ゴミ排出量は668グラムとされ、この78%の約521グラムが、1人1日あたりの家庭ごみの排出量と仮定できます。この数字を基に、最適なゴミ箱のサイズを計算してみます。
4人家族に最適なゴミ箱のサイズ
ゴミの収集日が週2回とすると、4人家族がストックするゴミの量は約8.3キログラム(4日分の量)になります。東京23区が公表している「ごみ量換算表」によると、可燃・不燃ゴミは45リットルのゴミ袋で8.55キログラム、70リットルのゴミ袋で13.3キログラムの重さになるとされています。少し余裕のある、70リットルサイズのゴミ箱を選ぶといいのではないでしょうか。
おしゃれなゴミ箱で気分もアップ
目立たぬように隠しておきたかった外置きゴミ箱も、カラフルでおしゃれなものを選べば雰囲気は一変します。ゴミ箱のマイナスのイメージを払拭することで、毎日のごみ捨て作業が苦にならなくなるのではないでしょうか。
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