シンプルに運気を整える、表札と玄関まわりの基本とは?
玄関はその家を表す「顔」です。家の新築やリフォームの際、玄関まわりをいい運を呼び込むようにしたいと考える方も多いのではないでしょうか。とはいうものの、風水関連の情報が多すぎて、何をどこまで取り入れたらいいのかわからなくなってしまうかもしれません。そこで今回は、玄関まわりの運気バランスを整えるシンプルで簡単な方法をご紹介します。
表札や玄関ドアの風水は気にするべき?
風水において、玄関は「気」の出入り口となる重要な場所とされています。そもそも、「風水」とはどのようなものなのでしょうか?
中国では、数千年前より大地には山脈によって運ばれた気が流れていると考えられてきました。中国の伝統的風水は、その自然界を流れる「気」をコントロールすることで、運気アップをはかろうとするものです。
それに対して、日本での一般的な風水は「家相」が基になっています。家相は方向と間取りのみで吉凶を表すため、わかりやすく取り入れやすいのが特徴です。
風水や家相は、あくまでそこに住む人の暮らしをよりよくするためのヒントのようなものです。運気を整える以前に、そこに住む人にとって心地よい空間でなければ、そもそもいい気が生まれません。そのため、優先するのは住む人の好みで、それに合わせて風水や家相の教えを取り入れるという考え方がちょうどいいようです。次の項目では、玄関まわりの運を整えるシンプルな風水・家相の取り入れ方を見ていきましょう!
簡単シンプル、玄関まわりのアイテム選びの基本
玄関まわりのアイテムに関しても、住む人の好みが最優先と考えればスムーズに選べるはずです。大好きなものを飾ることは、風水的にもマイナス思考を取り除いて自分をいたわるパワーを取り入れることができるとされます。住む人のセンスやテイストに合ったものを選びましょう。
そのうえで、運気バランスを整えるために、押さえておきたいポイントがふたつあります。風水にも家相にも共通する、とても簡単でシンプルな方法です。
玄関まわりを明るくする
日当たりのいい場所にある玄関は、それだけで運気が整っているそうです。玄関が半日陰だったり家相的に気になる配置だったりする場合には、玄関のドアや表札の色に好みの明るい色を選びましょう。シックな色や材質が好みなら、玄関照明を設置して「光」という明るさをプラスすればOKです。光は陽気を取り入れ、毎日を元気に過ごせるような効果があると考えらえています。
玄関まわりを清潔に保つ
玄関まわりは、常に清潔に保ちましょう。表札がほこりをかぶっていたり、周辺が汚れていたり、傘や靴が出しっぱなしだったりするのはNGです。玄関まわりがきれいに整っていると、住まう人の気分もすっきりとして、風水や家相を知らなくとも自然といい気が集まってくる気がしますよね。
エネルギーを整えるアイテムをプラス
さらに、気を整えるアイテムとしておすすめなのが観葉植物です。観葉植物はいい気を増幅し、凶のマイナスを補ってくれるお助けアイテムで、生命力が宿っているため何を選んでも失敗がないとされています。大きな葉のオーガスタや尖った葉のサンスベリアなど人気の観葉植物は、その葉の形が悪い気を遠ざけてくれると考えられています。
中国では麒麟、龍、亀のモチーフを玄関に置くと、健康運を高めて邪気を払うと考えられています。玄関の出入り口を向くように配置するといいとされます。
玄関の雰囲気に合うお気に入りのアイテムを探して、さらに運気を整えましょう。
心地よい玄関まわりに運気が舞いこむ
玄関まわりのアイテムを選ぶ際に、風水や家相を過度に気にする必要はありません。愛着の持てるアイテムを選び、それを常にきれいに維持する毎日の心がけのほうが大切だといえます。アイテムがセンスよくまとめられ、明るくすっきりと整った玄関は、誰にとっても快適だといえます。すべての運気の入口ともいえる家の玄関まわりをきちんと整えることでいい気を呼び込み、家族が幸せに近づけるような環境を作りましょう。
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