あなたのお庭にもある? デットスペースの活用法
建物と塀の間や勝手口の周り、家の裏側など、あなたの家の庭にも手つかずになっているスペースはありませんか? 何か上手く使えそうなのに活用法が見つけられず、ちょっとしたものを置きっ放しにしていたり、いつの間にか草が伸び放題になっていたりする場所があるのではないでしょうか。
そんなデッドスペースをお役立ち空間に変えるヒントをご紹介します。
使い勝手抜群の収納スペースに
まず、家の周りのちょっとした空間を、便利な収納スペースとして役立ててみてはいかがでしょうか? 例えばエアコンの室外機の上に収納棚を取りつけ、小さなガーデングッズの収納スペースにしてみるのはいかがでしょうか? 軒下などに設置されていることが多いエアコン室外機の上のスペースは、雨に濡れる心配が少ないため、収納棚を置くのに向いています。室外機の無機質な外観が気になっている人には、室外機カバーと一体化した収納棚がおすすめです。これなら、室外機の外観を隠すことができるうえ、直射日光を遮ることで冷房効率もアップできて一石二鳥です。カバーを選ぶときには、排気口をすべて塞いでしまわないものを選ぶのがコツです。
また、ウッドデッキの床下は大型の収納スペースとして役立てることができます。引き出し式の床下収納もありますが、より大きなものを簡単に出し入れできる、床板を外して収納するタイプがおすすめです。床下の収納は宝物の隠し場所のようで、大人でもちょっとうれしい感覚になれるかもしれません。ウッドデッキと収納が一体化しているため、ゆとりある収納空間を確保できますね。
明るい坪庭や採光空間に
家の裏側の一角やお風呂の脇などのスペースは光を取り入れるための空間として活用しましょう。例えばお風呂の脇にあるスペースは小さな坪庭にすると、浴室が明るくなるだけでなく、入浴時にちょっとした風景を眺めることができます。また家の裏側のスペースはウッドデッキとルーフを設置して、憩いの空間にするのはいかがでしょうか? ルーフや隣家との間に設置するパネルを透明のものにすると、より多く光を取りこむことができ、明るい空間が生まれます。家の裏側は直射日光が入りにくい場所が多いため、夏の暑い日でも熱がこもることはなく、快適な空間として利用することができます。
半分外、半分室内のお部屋スペースに
キッチンにつながる勝手口周りも、案外活用されず手つかずになっている場所のひとつ。
ここはタイルを敷いてガーデンルームにしてしまいましょう。ガーデンファニチャーを置いて、家事の合間に一息ついたり、ペットの遊び場にするなど、半分外、半分室内の部屋のような感覚で使えるようにすると開放感が増すでしょう。
また、勝手口周りで日当たりがよくない場所には、半日陰でも育つ野菜やハーブを植えてみてはいかがでしょうか? 生姜やニラ、ミツバ、クレソンなど、日陰から半日陰で育つ野菜も案外多いものです。シェードガーデンとも呼ばれる半日陰の庭は、日が当たる明るい庭とはまた違った、しっとりと落ち着いた雰囲気の空間になります。日々の料理に役立つ薬味などを育てて、ちょっとした家庭菜園を楽しんでみるのもいいですね。
デッドスペースがお役立ち空間に
活用できずにいたちょっとしたデッドスペースも、工夫次第で明るく開放的なお役立ち空間に変わります。ライフスタイルや趣味に合わせて、自分たちにぴったりのスキマ活用法を見つけてくださいね。
コメント