ナチュラルな北欧スタイルの庭づくり
ガーデニング文化が盛んなヨーロッパでは、国ごとにそれぞれ庭づくりの形式があります。なかでも庭の木々や風の音など自然そのものを楽しむことを中心に考えられているのが北欧スタイルの庭です。決まった形式は少なく、いろいろなものを取りこめる自由さと肩の凝らないリラックスした雰囲気が魅力です。そんな北欧スタイルをガーデニングに取り入れて、ゆっくりくつろげる庭づくりを実践してみませんか?
白い壁に白いポスト「STEELY」を合わせるのが北欧スタイルの定番。表札はシンプルに「LTアイアン表札」。アンティーク風のライトは「真鍮ライトBR500」。
北欧スタイルのコンセプトは「リラックス」
冬が長く厳しい北欧では、短い夏を思う存分楽しむため、夏は戸外で過ごす時間が多くなります。北欧の人たちは日照時間帯はここぞとばかりに外に出て、なかなか屋内に入りたがらないのだとか。自宅の庭はそんな彼らが楽しむための大切な場所のひとつです。食事をする場所としてはもちろん、読書をしたり昼寝をしたり、1日の多くの時間を庭で過ごします。そんな庭のコンセプトは、「リラックスして過ごすことができる」ということ。特に決まった形式は持たず、自分たちが過ごしやすい庭をつくろうというのが北欧スタイルです。
そのため、居心地のいい庭を目指して、ウッドデッキを置いて憩の場にしたり、枕木で道や花壇を作ったり工夫をこらします。自由に自然を楽しむスタイルは、私たちの庭づくりのいいお手本になってくれそうです。
白い門柱に白い表札「パフィーサイン」で大人シンプルな北欧スタイル。赤いポスト「DESIGN」は太陽に当たると、北欧ファブリックメーカーBORASの人気テキスタイルのような落ち着いた赤。でも原色じゃないのがおしゃれ。色合いは北欧ファブリックを参考に、色数を絞って、一点集中で入れてみましょう。
北欧風ガーデニングの植物の選び方
北欧スタイルの庭には、どんな植物を植栽すればいいのでしょうか?
オリーブは枝の出方が荒いので、写真のようにゴツゴツした感じが醍醐味。
まず、シンボルツリーとなる大きめの樹木を決める
花壇には、食事に取り入れられるハーブ類や野菜、果樹などを植えてみよう
ちょっとしたアクセントに多肉植物の寄せ植えを飾ってみるのもおすすめ
ガーデンインテリアはくつろげる場所作りがポイント
庭に植物を植えたら、次は北欧スタイルのガーデンインテリアも揃えてみましょう。北欧の庭で良く見かけるウッドデッキやガーデンチェアなど、家族がくつろげることをポイントにアイテム選びをします。
そのほか、石畳や枕木、木のプランターなどの自然素材や、アンティーク風の小物もナチュラルなイメージの北欧の庭に違和感なく溶け込んで、くつろぎの雰囲気を作ってくれます。さらにアクセントとして、ところどころに赤や黄色などに色づけされた小物を加えると、ポップな色をポイント使いする北欧の雰囲気が出せますよ。
北欧インテリア
北欧スタイルで、みんなが居心地のいい庭に
決まった形式がないからこそ楽しめるのが、北欧スタイルの庭の魅力です。上手に自然を楽しむ北欧の庭をヒントに、あなたなりのアレンジを加えて、家族みんなが心地よく過ごせる庭づくりを目指してみませんか?
北欧ポスト
表札
ランドスケープ 収納
どんなガーデンでも大きなスペースが地面と境界壁。そんなランドスケープを整えて、一歩ずつ理想のスタイルにしていきたいもの。北欧スタイルには、ホワイトフェンスの中でも特に「ウィンドスルー」がオススメ。縦張りのフェンスが北欧ガーデニングにマッチします。
フレンチという名前ですが、もちろん北欧ガーデンにだって使いたい可愛さ!白とグレーグリーンの大人のためのアッシュ使い。壁はPVC中空構造なので、スチール物置に比べて寒さ暑さを内部に伝えにくいのも嬉しいところ。扉に窓付き。「フレンチシェッド ミディ」
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