外壁のカビ対策を学んでおこう
きれいだった家の外壁や塀も、じめじめした環境や雨風にさらされているうちに、少しずつ汚れやカビがついてしまうものです。一度ついてしまったカビは、じわじわと範囲を広げていくので、気づいたら壁全体がカビで変色していた、ということにも。これから来る梅雨の時期、外壁のカビ対策はとても重要です。夏が来る前に、外壁のカビ対策をしっかりとしておきましょう。
日頃のお手入れ方法
風通しは良く
定期的に水洗い
水だけで落ちない汚れは、中性洗剤を薄めてスポンジにつけ、こすって落とします。そのあと水で洗剤をしっかり洗い流しておきましょう。洗った後は自然乾燥させるため、天気のいい日に行うことが大切です。季節ごとに1回水洗いをするだけでも、カビの発生をだいぶ抑えられます。
1年に1度は点検
カビが生えてしまったら……カビ取り剤の使い方
日頃しっかりお手入れをしていても、カビはどうしても生えてきてしまうもの。ひどくなってしまった場合には、カビ取り剤を使います。カビ取り剤は強い薬品のため、植物などが回りにある場合は、枯らさないように保護をしてから取り掛かるようにしましょう。
カビは見えていないところでも菌糸を伸ばし、広がっている可能性があります。30分ほどカビ取り剤をつけたままにしておくことにより、このような見えないカビに対しても薬が浸透し退治できるというわけです。
特にカビ取り剤を洗い流す必要がない場合は、そのまま放置すれば、将来的なカビの予防にもなります。カビ予防効果を高めたい場合は、抗菌保護材などで表面をコーティングするのもいいでしょう。
部分的なカビには内外装専用の洗浄剤も効果的
塗り替えは10年に1度が目安
日頃のお手入れでカビの広がりは抑えられたとしても、色褪せやどうしても落ちない汚れなどは、ある程度仕方ないものです。美しい外観を保つために、定期的に塗り替えを行うのも選択肢のひとつです。塗り替えは10年に1度が目安とされています。家のリフォームやメンテナンス計画に、きちんと組み込んでおきたいですね。
日頃のお手入れと定期的なメンテナンスを行って、いつまでもきれいな外壁を保っていきましょう。
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