「おもてなし」の視点で考える、インターホンの取り付けポイント
インターホンは、その家と住人と来訪者が「最初にあいさつをかわす」大切な役割を担っています。インターホンの「防犯機能」はもちろん大切なことですが、ご近所様とのコミュニケーションや来訪者への印象も重要なポイントです。今回は、住まいのデザイン性と「おもてなしの視点」で、インターホンの取り付けポイントを紹介します。
インターホンの役割
インターホンの役割は、来訪者側からみれば「訪問したことを伝える合図」で、住人側からみれば「来訪者の確認」となります。カメラ付きインターホンが普及した現在では、来訪者を事前に確認できる「防犯機能」が重要視されていますが、来訪者と住人が「最初に言葉をかわす場所」という役割としても大切なのではないでしょうか?
インターホンの設置ポイント
インターホン設置に際して考慮するポイントは、大きく分けて「取り付け場所と高さ」「表札や郵便ポスト、照明とのバランス」の3点があげられます。ほかにも、「防犯面」や「使い勝手」、最初に言葉をかわす「おもてなし」の視点も検討していきます。
インターホンの設置場所と高さ
インターホンは、来訪者の足をいったん止める役割があります。これは、「これより先の敷地に入る場合は、許可を得てください」という表示でもあるため、防犯の面でも重要であるといえるでしょう。敷地内に入られたくない場合は、外堀に設置することもできます。この場合は、いたずらされる可能性もあるので、設置場所には十分な検討が必要です。
また、インターホンの設置で悩むのが「取り付ける高さ」ではないでしょうか? 現在の一般的なインターホンの高さは、1,100~1,300mm程度なのですが、身長が高めの人には低過ぎるかもしれません。これはチャイム(スイッチ)が1,100~1,300mm程度に設置されてきた名残りともいわれています。
最近のインターホンは、カメラの角度などを調整できるようになっています。「背の高い人が体をかがめずに話しやすいように」「軽くおじきがしやすいように」など、来訪者の気持ちをイメージして設置の高さを検討してみてはいかがでしょうか?
また、インターホンの設置で悩むのが「取り付ける高さ」ではないでしょうか? 現在の一般的なインターホンの高さは、1,100~1,300mm程度なのですが、身長が高めの人には低過ぎるかもしれません。これはチャイム(スイッチ)が1,100~1,300mm程度に設置されてきた名残りともいわれています。
最近のインターホンは、カメラの角度などを調整できるようになっています。「背の高い人が体をかがめずに話しやすいように」「軽くおじきがしやすいように」など、来訪者の気持ちをイメージして設置の高さを検討してみてはいかがでしょうか?
表札・郵便ポストとの調和
インターホンの設置には、高さのほかに「表札」「郵便ポスト」「照明」とのレイアウトやデザインの統一感も検討します。洋風や和風の住宅、現代的なスタイリッシュな住宅など、最初にお客様をお迎えする「おもてなしの場」として、玄関周りの印象はとても重要な役割を果たします。
インターホンカバー
表札の素材や書体、郵便ポストのデザイン、照明のデザインや光色など、玄関周りのエクステリアは、多種多様で品揃えも豊富です。一方、インターホンは機能性を重視した製品のため、デザインのバリエーションはそれほど豊富とはいえません。そこで、最近ではインターホンカバーの利用が広がっています。
インターホンカバーは、インターホンにデザイン性をもたせるエクステリア・アイテムです。スタイリッシュなステンレス製のカバーやレリーフの入ったレトロ風カバー、かわいいドア付きのボックスタイプなど、住まいのデザインに合わせたコーディネートが楽しめます。
インターホンカバーは、インターホンにデザイン性をもたせるエクステリア・アイテムです。スタイリッシュなステンレス製のカバーやレリーフの入ったレトロ風カバー、かわいいドア付きのボックスタイプなど、住まいのデザインに合わせたコーディネートが楽しめます。
来訪者とウチとの境には、門柱で区切りをつけることが簡単で心理的にも有効です。塗りの隙間からレンガが見える壁に、アンティーク風の「アイアン表札シンプル」が似合う。表札の上の「ライト」は夜間に訪問者を照らすライト、我が家のアプローチライト、表札灯の3役。
門柱に圧迫感が生まれるなら、スリットを入れたり、ガラスブロックで透け感を出すだけで、威圧感は緩和されます。シルバー色がカッコイイ「アルミ鋳物表札」(側面シルバーの特注)と「ステンレスのインターホンカバー」で、色の統一感がプロの技!
インターホンで「おもてなし」
いかがでしたか? 取り付けやデザインで大きく変わるインターホンの印象……。お客様をお迎えする「おもてなしの視点」でインターホンを検討してみてはいかがでしょうか?
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