家族でも生活は別、二世帯住宅の上手な表札のつけ方
家族が、世帯ごとにそれぞれプライベートな生活空間を保ち、また、必要な時には助け合うことができるというのが二世帯住宅のよいところです。しかし、実際に生活をしてみると、さまざまな問題が出てくることもあります。二世帯住宅で注意することは、生活のスペースです。お互いの生活のスペースを守るための大切な要素のひとつでもある、二世帯住宅での表札の選び方をご紹介します。
二世帯住宅のパターン別上手な表札のつけ方
表札というのは、家の入口の案内表示となります。二世帯住宅は、大別すると、住居を完全に分離しているパターンと、住宅内で部屋だけを分けているパターンがあります。分離している場合は1階と2階、または壁を挟んで左右で住居を分けたセミデタッチ式となり、玄関は完全に別々になっています。それぞれの場合で、来客が訪問しやすいような表札の掲示方法について考えてみましょう。
部屋だけ分けた二世帯住宅の表札のつけ方
家のなかで部屋分けをし、二世帯が同居している住居では通常、玄関は1つでインターホンも共通となります。来客は、同じ入口から訪問することになるため、1枚の表札で二世代分の筆頭主、もしくはそれぞれの家族の名前を表示するのがいいでしょう。このタイプの表札は、上下、左右、対角線上などさまざまに名前を配置できるデザインを選べます。
住居が完全に分離されている二世代住宅の表札のつけ方
住宅が1階と2階で別れている場合は、表札を2つに分けて上下に並べ、上の階の表札を上に、下の階の表札を下にすれば分かりやすいでしょう。左右で分かれている場合は、表札を並列させ、それぞれの入口のあるほうに設置すれば、分かりやすくなります。世帯によって、来客する訪問客の年齢や時間も違うため、表札をわかりやすくとりつけることにより、もう一方の世帯に来客対応や荷物の受け取りなど、不要な対応をさせずにすみます。
フォント、デザインなど、話し合って好みのものを選ぼう
二世帯住宅での生活をうまくいかせる秘訣は、お互いのプライバシーを尊重しながら、よくコミュニケーションを取ることです。表札を分けることは、プライバシーを尊重するその最初の一歩です。
表札をかける場所の調和を考えながら、二世帯で話し合いデザイン、フォント、素材など好みのものを選んでいきましょう。
●デザイン
豪華なデザイン、落ち着いたデザイン、ヨーロピアン風デザイン
●フォント
楷書体、筆記体、丸みのあるフォント
●素材
ウッド、ステンレス、鉄、セラミック、天然石など
表札選びが二世帯住宅生活のスタートの第一歩
二世帯住宅の表札は、1枚のものを使うにしても、2枚の表札をつけるにしても、統一感があることが基本です。お互いが納得するデザインを選び、上手に配置したいですね。
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