モザイクタイルを使って、アートな家づくりにトライ!
水にぬれても平気なタイルは昔からキッチンやバスルームなどによく使われてきましたが、最近では、小さなサイズの「モザイクタイル」が、非常に人気を集めています。そんなモザイクタイルをインテリアのポイントに取り入れれば、我が家がアートな空間に生まれ変わります!
モザイクタイルとは
モザイクタイルとは、タイルの一辺が5センチ以下の小さなサイズのタイルのことです。最近は、バリエーションも増え、裏側がネット状になったもの、または表面が溶けるのりで固められた1センチ四方の小粒なモザイクタイルシールなども手に入るようになりました。このモザイクタイルは形状や色、素材などを自由に選べ、よりデザイン性がアップ。グラデーションや、パステルカラーなど、そのままでもきれいな色合わせのモザイクタイルシートは、内外の壁や床になど狭い場所にも簡単に施工できます。

タイルの分類
タイルは、焼き方や釉薬、素材によって、さまざまな種類に分類できます。
焼き方による分類
高温で焼いた磁器質のタイルは、吸水性がほとんどなく、耐凍害性や耐摩耗性に富み、非常に丈夫です。雨風にさらされるような外周りや外壁への使用に適しています。それに比べてやや吸収性があるのが、陶器質のタイルです。多孔質で湿気を吸ってくれることから、水回り用の内装タイルに適しています。美しいデザインや色が豊富なことも特徴です。
釉薬の違いによる分類
釉薬を塗っているかどうかでも、分類することができます。施釉のタイルは、汚れが付きにくく、お手入れが簡単なのが特徴です。釉薬によって、ジェリービーンズのようだったりガラスのようだったりと色や質感もいろいろです。一方無釉のものは、焼きものらしい素焼き風の味わいのある質感が楽しめるタイルです。
素材による分類
一般的にタイルは磁器や陶器などの焼きものが主流ですが、中には、ガラスや大理石などの半貴石素材のものも販売されています。ガラス製のモザイクタイルは、透明感があって美しく、デザイン性に富んでおり、大理石のものは、その素材感を生かした演出が可能です。使う場所や用途によって、タイル選びを進めていきましょう。
モザイクタイルを使ってDIY
シート状のモザイクタイルは一般の人でも簡単に施工できるところがポイントです。
貼りたい場所を決めたら、マスキングテープで縁取りして養生し、接着剤を均一の厚さに塗布し、シート状になったタイルを貼りつけます。乾いたら目地材を塗りこみ、余計な目地材を取り除いたあと、表面を乾いたタオルできれいに拭けば完成です。シート状のモザイクタイルなら好きな大きさにカットして壁や床に貼ることができるので便利です。
こんな使い方でおしゃれな我が家を実現
モザイクタイルをキッチン、洗面所、バスルーム、立水栓やガーデンシンクなど水回り近くに貼れば一気にアートな雰囲気がアップします。ほかにも、リビングや廊下の飾り棚など、ワンポイントに使うのも素敵です。
また外塀にラインを入れたり、表札やメモリアルタイルにもプチプチと切り取ったり、自由にプラスできます。
いろいろな使い方ができるモザイクタイル。おしゃれなタイル使いで、あなたの家をもっと楽しく彩ってみませんか?
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