表札は、お客様をはじめ多くの人が目にするものです。そんな、自宅の顔のような存在の表札を手作りしてみてはいかがでしょうか。DIYで作ったオリジナルの表札は温かみがあり、お客様の目を楽しませるだけでなく、家族の愛着も深まるはず。
初心者でも簡単なアルファベットタイルの表札
初心者でも簡単にできる手作り表札は、アルファベットのタイルを使った方法です。両面テープや接着剤でタイルを土台に貼りつけ、目地材を流し込めばきれいに仕上がります。
タイルはオーソドックスなものや、文字とイラストを組み合わせたものなどさまざまな種類があるので、好みの材料を選ぶところから楽しむことができます。また、1枚数百円程度とリーズナブルなところも魅力といえるでしょう。
文字の周囲をモザイクタイルで飾ると、表札の雰囲気が大きく変わります。パステルカラーのモザイクタイルを何色か組み合わせればかわいらしく、白やグレーの1色だけにすればシャープにと、色使いの工夫をすれば仕上がりのイメージもさまざまにできです。
こだわりの木製表札をDIY
和風の家によく似合う、木の表札をDIYで手作りすることができます。以下に手順をご紹介しましょう
- パソコンで表札の文字のデザインを作り、実物大にプリントアウトします。毛筆風のフォントにすると、それらしいイメージになるでしょう。
- 表札用の木材に文字を転写します。木材とプリントアウトしたデザインの間にカーボン紙をはさみ、文字のアウトラインをなぞりましょう。プリントアウトした紙とカーボン紙を木材のサイズぴったりにカットし、テープで固定すると作業がやりやすくなります。
- 転写した文字のフチの部分を彫刻刀で彫っていきます。手間はかかりますが、それが愛着に繋がるはずです。ただし、失敗するとやり直しがきかないので、慎重に作業を進めてください。掘り終えたら紙やすりをかけて、表面をきれいに仕上げましょう。
- 木材にとのこを塗って、下地を作ります。ひと晩程度時間をかけて、十分に乾燥させてください。
- いよいよ墨入れをします。木簡墨で文字の部分を塗っていきましょう。はみ出さないように慎重に作業してください。ていねいなフチ取りが、美しく仕上げるポイントです。
- 木簡墨が乾いたら、木材全体にニスを塗って仕上げをします。
ワイヤーアートでユニークな表札を
ワイヤーをラジオペンチで少しずつ曲げて、文字の形にしていきます。それを木の板などに取り付ければ、ワイヤーアートの表札のできあがりです。文字だけではなく花や動物などのモチーフも作れるので、アイデアしだいでユニークな表札に仕上げることができます。また、カラーワイヤーを使ったり、土台の形状や色に凝ってみたりするのもいいでしょう。
数少ない機会だからこそ表札を手作りしてみよう
表札を作る機会は、そう何回もあるものではありません。数少ない機会だからこそ、手作りという方法を選んでみてはいかがでしょうか。自分の名前を示す表札を自分の手で作ることで、より愛着が深まるはずです。DIYを楽しみながら、ぜひチャレンジしてみてください。
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