すてきな庭をもっとすてきに魅せるガーデンライト
ガーデンライトは、単に明るさを確保するためのものにとどまりません。昼は庭のデザインのアクセントに、夜は家の外観をリッチに変身させてくれます。お庭やお家の印象を全く変えてしまうガーデンライトについて紹介します。
ガーデンライトを設置するお店や個人宅が増えている
エクステリアの照明は玄関まわりの暗がりを照らすだけのものではありません。ガーデンライトの用途は、「足元の安全確保」、「防犯対策」の他にも、「デコレーション」、「グレードアップ」、「癒し」と多くの役割を担っており、ぜひ力を入れたいエクステリアのアイテムです。そのため、ガーデンライトは漏電・感電対策、高い耐久性、省エネ対策、簡単設置の他に高いデザイン性も求められています。
演出の幅を広げるガーデンライトの種類
ガーデンライトには複数の種類があり、それぞれ昼の見た目と、照明の照らし方が異なります。自分の庭に合わせて効果的なガーデンライトを選びましょう。
ポール型
アプローチやエントランスに使われる柱状の照明です。エクステリアファニチャーとして存在感があります。
埋め込み型
土中に埋め込むタイプの小型ライトです。限られたスペースの庭でも邪魔にならなりません。
ブラケット型
壁面に固定するライト。スポットライト、ウォールライト、セキュリテイライトなどです。
水際型
水と光を効果的に演出するウォーターライトや水に浮かばせるフローティングライトなどがあります。
ガーデンライトの電源を選ぶ
電源もガーデンライトを選ぶときに考慮するべき項目です。
ソーラーライト
低価格、配線不要、電気代不要とメリットが多い反面、耐久性と明るさ不足のデメリットがあります。簡易的なガーデンライトや1シーズンだけ楽しむには安価で手軽です。ソーラーの充電能力は100Vに比べるとかなり落ちるため、玄関よりはガーデン向けと言えます。
12V(低電圧ライト)
欧米のガーデンライトの大半がこのタイプです。電気代は100Vに比べ、約8割減で済む上に、耐久性、安全性、明るさに優れ、明るく、設置も簡単です。資格不要で、自分で設置できるので日本でも増えつつありますが、パーツを選ぶ際には必要なものを揃えることを忘れずに。
一般的な100V
その他、一般的な100V電源があります。今までは電気代が心配されてきましたが、省エネ効果の高いLED電球や電球型蛍光灯の普及で長寿命で省電力のライトになり、エクステリアの主流となっています。専門業者に依頼しますが、全体的な照明設計や配線の安心感があります。
ガーデンライトは明るすぎないものを
ガーデンライトを選ぶときは、まずは、設置目的を決めてください。次は、明るさが必要なのかどうかによって、電源の種類を選びます。明るすぎる照明は、リラックス効果を半減させますので、適度な明るさのものを選びましょう。さまざまなデザインを見比べてイメージに合うものを探しましょう。
ガーデンライトたったひとつで空間の印象が変わります。家に帰ったときに灯る優しい光は、安心感をもたらしてくれます。
日中は、素敵なオブジェとして、夜は、空間を幻想的な雰囲気に変える優れた演出家として大活躍のガーデンライト選びを、ぜひ楽しんでください。
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